入浴時の注意点
次の方の入浴は固くお断りします
- 刺青・タトゥーの方
- 急性伝染病
- やくざ風の方
次の方の入浴は危険です
- 飲酒での入浴
- 重度の糖尿病
- 急性疾患 (特に熱のある方)
- 代謝不全の心臓病
- 妊娠の初期と後期
急性の病気のときなど、身体が弱っていたり、過敏な状態の場合は、治るまで温泉を避けるようにして下さい。
刺青・タトゥーの方の入浴は管理規約により禁止します

男湯

女湯
内之浦温泉の歴史
- 第1回掘削
- 昭和47年4月18日 深度500メートル湧出量270リットル。
昭和57年11月13日 ニューヴァイキング管理組合発足 - 第2回掘削
- 昭和58年9月1日から111日間の工期(¥23,000,000-)で行う。
この時点で湧出量が130リットルになったため - 第3回掘削
- 平成4年12月21日から191日間の工期(¥58,800,000-)で行う。
深度150メートル部分で土砂崩れのため。この工期で掘り始めて30メートル部分で再度土砂崩れが発生し、再度掘りなおし全長685メートル、毎分200リットル湧出 - 汲上げ方法
- 圧搾空気を送りその圧力で汲上げていたが、第3回の掘削より水中ポンプによる汲上げの方法に変わった
- 温泉の華
- 温泉の華(湯の華)の変化は、圧搾空気で汲上げていたときには、風呂の周りには硬い華がこびり付き華落としが大変でしたが、水中ポンプでの汲上げに変わってからは、華の形態が現在の華(茶褐色でぬめり有り)の様子に変わりました
- 汲揚パイプの入替
- 温泉汲湯パイプの入替は、約10年に1度。最近は平成17年7月実施
- 温度
- 現在は48.5℃ 湧出量毎分約180リットル
温泉分析表
- 源泉名
- 内ノ浦温泉
- 湧出地
- 和歌山県田辺市新庄町北内ノ浦3141
- 泉質名
- ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
- 旧泉質名
- 含食塩-重曹泉
- 泉質分類
- 中性低張性髙温泉
- 浴用の適応症
- 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病
- 浴用の禁忌症
- 急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
飲用の適応症 慢性消化器病、慢性便秘、痛風、肝臓病
飲用の禁忌症 腎臓病、高血圧症、その他一般にむくみのあるもの、甲状腺機能亢進症のときはヨウ素を含有する温泉を禁忌とする。 - 浴用又は飲用上の注意
- 温泉には老化現象が認められ、地中から湧出した直後の新鮮な温泉が最も効用があるといわれているが、それぞれの泉質に適する用い方をしなければ、かえって疾病に不利に働く場合がある。したがって浴用又は飲用上の注意事項はおおむね次によることとし、特に飲用には新鮮な温泉を用いるとともに源泉及び飲泉施設について十分な公衆衛生上の配慮を行うこと。
- 1.浴用上の注意
-
- 温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日あたり1回程度とすること。その後は1日あたり2回ないし3回までとすること。
- 温泉療養のための必要期間は、おおむね2ないし3週間を適当とすること。
- 温泉療養開始後おおむね3日ないし一週間前後に湯あたり(湯さわり又は浴湯反応)が現れることがある。『湯あたり』の間は入浴回数を減じ又は中止し、湯あたり症状の回復を待つこと。
- 以上のほか、入浴には次の諸点について注意すること。
- 入浴時間は、入浴温度により異なるが、初めは3分ないし10分程度とし、慣れるにしたがって延長してもよい。
- 入浴中は、運動浴の場合は別として一般には安静を守る。
- 入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない。(湯ただれを起こしやすい人は逆に浴後真水で身体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい。)
- 入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を守る。
次の疾患については、原則として高温浴(42℃以上)を禁忌とする。
ア) 高度の動脈硬化症 イ) 高血圧症 ウ)心臓病 - 熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので十分注意をする。
- 食事の直前・直後の入浴は避けることが望ましい。
- 飲酒しての入浴は特に注意する。
- 2.飲用上の注意
-
- 飲泉療養に際しては、温泉について専門的知識を有する医師の指導を受けることが望ましい。
- 温泉飲用の1回の量は一般に200ml程度とし、その1日の量はおおむね1000mlまでとすること。
- 強塩泉、酸性泉、含アルミニウム泉及び含鉄泉はその泉質と濃度によって減量し、又は希釈して飲用すること。
- 以上のほか、飲用については次の諸点について注意すること。
- 一般には食前30分ないし1時間がよい。
- 含鉄泉、放射能泉及びヒ素又はヨウ素を含有する温泉は食後飲用する。含鉄泉飲用の直後には茶、コーヒーなど飲まない。
- 夕食後から就寝前の飲用はなるべく避けることが望ましい。